はじめに
夏休みなので時間がとれたタイミングでいくつか個人の学習用のプロジェクトを立ち上げています。このサイトもその一つです(Remix + CloudflarePagesの学習用)。
時間がとれるうちにコアな部分は実装しますが、日常ではなかなかまとまった時間が確保できないため、各リポジトリのGitHub Issueで管理することにしました。このときリポジトリ横断でのイシュー管理ができると満遍なく開発が捗りそうだ、ということでVoltaというGitHub オーケストレーションツール(?)を導入してみました。
Voltaとは
VoltaはNuxt Labsが立ち上げた、GitHubのIssueとか通知をいい感じにまとめるツールです。Rust製のNodeバージョンマネージャとは全く別物です。
リポジトリの追加とファーストビュー
リポジトリにGitHub Appとしてインストールする形式で使用します。

サンプルとして個人サイトのリポジトリに接続してみました。GitHub Issuesと自動で連携され表示されています。使ったことある方はわかると思いますがToDoアプリのLinearに見た目が酷似しています😅。
ボードビューの他にリストビューとタイムライン(GitHubのマイルストーンに紐づく)があります。
ステータス管理
GitHub上のステータスとは別にVolta内部のステータスとして
- Triage
- Backlog
- Todo
- In Progress
- In Review
- Done
- Released
があります。いや個人プロジェクトなんでこんないらないなと思いましたが、それぞれのステータス列横にある「…」、もしくはBoard全体の設定からHideできるようです。
イシュー作成
全体としてコマンドパレットが効いているのでそちら経由 or ショートカット:c or UI経由でGitHubにイシューを作成することができます。

GitHubのIssue作成が地味に重くて複数Issueをサクサク立てたい時には便利そうです。Issueへの返信もVolta上で行えます。
ステータスの自動管理
https://volta.net/docs/issue/automation
「PRがIssueに紐づくとInProgressになる」みたいな自動化ルールが入っているみたいです。
通知管理

リポジトリごとに通知設定を行うことができ、設定した内容でInboxに通知が溜まります。個人リポジトリならこれはあまり関係ないですね...。
Chrome拡張
https://chrome.google.com/webstore/detail/volta/dbegojmfekcfbclcgocceflbklfoomjo/related
該当のGitHubリポジトリやIssueに「Open on Volta」のボタンを追加するChrome拡張が提供されています。
おわりに
Nuxt Labsが作っているとのことですが、Vue本家周辺はこういうツール作るのうまいですよね。
有料プランもあるらしいですが、さすがにそこまではせず無料プランでとりあえず使ってみようと思います。